サラダ紹介 2021年9月30日

焼き立てふんわりトーストでいただく野菜たっぷりサラダめし

愛知県蒲郡市のとある住宅街にたたずむ、ナチュラルな外観の「じばカフェ・○○すぎるパン屋」。カフェとしてはもちろん、パンやサンドイッチなどのテイクアウトもできるこちらには、常に街の人がにぎやかに集います。パン屋ならではのこだわりが詰まった、地元の野菜がたっぷり食べられるトーストサラダめしを紹介します。

地元の味覚をふんだんに。
不足した野菜を補える手軽なトースト

厚切りにしたトーストをくり抜いて、その中に刻んだパプリカやきゅうり、なすやフリルレタスなどの野菜がこぼれるように盛り付けられています。特産品であるマイクロトマトなど、その日に採れた新鮮な地元野菜を彩りよく配置することにこだわったそうです。肉みそには、西尾市で作られている豆味噌を使用。青じそを混ぜ合わせることで、濃厚な味わいの中にもさっぱりとした風味があり、飽きのこない味わいに。ぷるぷるとしたポーチドエッグに仕立てた卵は、地元の農場で採れたもの。黄身にしっかりとした甘みを感じられ、パンや肉みそ、野菜との相性も抜群です。味にアクセントをつけるため、スイートチリソースをかけていただきます。マヨネーズでまろやかにもできるので、子どもにも食べやすい工夫がされています。フォークとナイフで切り分けて食べるのがおすすめです。

「この一皿で、野菜が70gほど摂れるようになっています」と話すのは、スタッフの藤田さん。厚生労働省によると、一日に成人が摂取したい野菜の目標量は350gとされていますが、日本人の平均値はおよそ280g。このサラダめしは、不足している70gを補うために開発されたのだそうです。「地元の人には、地元にこんな野菜があったんだ!と改めて知るきっかけに、県外の人には、野菜を通して三河の魅力を感じてもらえたらうれしいですね」と話します。
焼きたての食パンを使うことができるのも、パン屋ならでは。シンプルな材料で発酵と焼成時間に注意を払うことで、外はカリッと、中はふんわりとした食感で、毎日でも食べたくなる味わいです。

地域とのつながりを感じられる
カフェでありたい

じばカフェ・○○すぎるパン屋は、障がいのある方が作る、素朴な味のパンや食事がいただけるカフェ。「コンセプトは、『遠くの親戚より近くのじばカフェ』。地域に開かれたお店として、子どもからお年寄りまで居心地が良く、共生できるような場所でありたいです」と藤田さん。店内のテーブルや椅子などは曲線を意識したつくりになっており、「カドをつくらない=だれも隅に追いやらない」という福祉の願いが込められているそう。「店名の○○のところには、お客さんが感じたことを好きに入れてもらえるようになっています。ここで自由に過ごしてもらえたらうれしいですね」。
月に一度、店舗前の駐車場で雑貨や食品などを販売するマルシェも開催中。地域にとって欠かせない、心あたたまるカフェです。

Information ※店舗情報(価格含む)は2023年6月時点のものです。
【あいちサラダめし】¥660(税込)
※ランチ限定※ドリンク付きは¥770(税込)
メニューに使われている野菜
  • ・フリルレタス
  • ・キャベツ
  • ・ナス
  • ・きゅうり
  • ・パプリカ(赤・黄)
  • ・タマネギ
  • ・コーン
  • ・マイクロトマト
  • ・大葉

※使用食材は変更になる場合があります。

店舗名
じばカフェ・○○すぎるパン屋
TEL
0533-69-1169
住所
愛知県蒲郡市三谷町須田10-68
営業時間
9:00〜16:00(LO15:30)※ランチ11:30〜14:30 ※テイクアウト不可
定休日
土曜・日曜定休
駐車場
9台
アクセス
【電車】JR東海道本線 三河三谷駅から徒歩10分
【車】蒲郡ICから南に10分
公式サイト
https://www.instagram.com/miya_rakusho/
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