フルーツが隠し味！ 10種の野菜と自家製パンが彩るサラダめし

名古屋市中川区にたたずむ、青い扉が目印のカフェ「Grand-Blue（グランブルー）」。関西のパティスリーで15年、パン屋で3年修業した廣田さんが夫婦で営むこの店では、おいしいスイーツとコーヒーはもちろん、手作りにこだわったランチも楽しめます。
今回、特に人気の「海老とアボカドのワンプレートランチ」が、あいちサラダめしとして登場！パティシエの経験を生かした一皿は、フルーツを隠し味に使った奥深い味わいが魅力です。

パンやスープ、総菜、ヨーグルト、ドレッシングまですべて手作り

10種類以上の旬の野菜を贅沢に使った、今回のサラダめし。愛知県産のキャベツやサニーレタス、水菜、菜の花をはじめ、紫キャベツ、ニンジン、アボカド、ジャガイモ、ナス、ネギ、新タマネギが、4種の総菜やフレッシュサラダ、スープなどにたっぷり使われています。

「野菜はなるべく地産地消にこだわり、その季節に一番おいしい野菜を使うように心掛けています。スーパーの産直コーナーや、中央卸売市場の場外市場などで仕入れる地元野菜は、おいしいのはもちろん、料理に季節感をもたらしてくれるところも大きな魅力です」（廣田さん）。

そんな旬の野菜を使った総菜には、パティシエとしての経験豊富な廣田さんらしく、フルーツを隠し味に使用。例えば、「紫キャベツとりんごのアチャール」や「ドライクランベリーのキャロットラペ」には、フルーツの酸味や香りをアクセントとしてプラス。「ケーキに様々なフルーツを使う当店だからこそ、料理にもフルーツを生かせます。他では出合えない食材の組み合わせや味わいを、ぜひ楽しんでいただけたらと思っています」と廣田さんは微笑みます。

パン屋での修業経験も持つ廣田さんが焼くパンも、このサラダめしには欠かせません。フランスパン用の粉を使って焼き上げるパンは、香ばしい小麦の香りと、耳はパリッと中はふんわりとした食感が楽しめる一品。上に乗せられたえびやアボカド、卵をふんだんに使った自家製タルタルソースとも相性抜群です。

フレッシュサラダには、防腐剤不使用のレモンを皮ごと塩漬けにして作る「塩レモンのドレッシング」を使っています。また、豆乳ヨーグルトも自家製。豆乳の風味を生かしつつ、ラズベリーとカシスの手作りソースを加えることで、食後のデザートとして楽しめるスイーツに仕上げています。

旬の野菜やフルーツを生かして作られるこのサラダめしは、総菜やスープ、デザートはすべて仕入れる野菜によって日替わり。だからこそ、訪れる度に異なる味わいが楽しめ、何度も足を運びたくなります。

驚きや感動が詰まったケーキや料理を、カフェ空間で

関西のパティスリーで15年、パン屋で3年腕を磨き、地元の名古屋に戻ってからは自家焙煎珈琲店で2年に渡り経験を積んだ廣田さん。2013年に念願の自分の店を開くときには、テイクアウト専門のパティスリーではなく、お客さんとコミュニケーションが取りやすい「カフェ」のスタイルを選びました。

店主の廣田さん

「珈琲店では接客も経験したのですが、珍しい豆が入った際に、お客さんにその魅力を直接お伝えすると『飲んでみようかな』と注文してくださる方が増え、目に見えて売上が伸びたんです。この経験から、『Grand-Blue』でもお客さんと会話しやすいカフェスタイルを選択。そのおかげで定番のケーキだけでなく、自分らしい新たな挑戦を盛り込んだケーキもどんどん提案できます」と廣田さん。

その言葉どおり「Grand-Blue」には、天然のバラの香りとラズベリーの酸味を組み合わせた「バラの花束のパルフェ」や、サバランというラム酒を効かせたスイーツとフレンチトーストのいいとこどりをした「サバラン・フレンチトースト」など、ここでしか味わえない個性あふれるスイーツが豊富にそろいます。

ワンプレートランチからスイーツまで、作りたてだからこそ味わえる食感や温度、香りまでも大切にし、「驚きと感動を届けたい」という思いが込められた一皿を、ぜひ堪能してみてください！

店舗名

Grand-Blue（グランブルー）

TEL

052-361-5576

住所

愛知県名古屋市中川区上脇町2-146 ヒロタマンション1A

営業時間

10:00〜17:00※プレートランチ11:00～14:00

定休日

日曜（その他に不定休あり）

駐車場

6台

アクセス

【電車】あおなみ線「南荒子」駅から徒歩16分
【車】名古屋高速4号東海線「六番北出入口」ICから西へ約8分

公式サイト

https://www.instagram.com/cafe_grand_blue/