サラダ紹介 2025年10月24日

オーブンで甘みを引き出した焼き野菜と、
自家製キーマカレーのサラダめし

犬山市ののどかな田園風景の中にたたずむ、1960年代製の赤くてかわいい2階建てのロンドンバス。その車内を改装した「びすとろMARU」では、イタリアンで長年経験を積んだ店主の佐藤さんが腕を振るう、自家製&地元食材にこだわった欧風料理が楽しめます。

今回は、オーブンで焼き上げた約10種類の旬の野菜に、スパイシーなキーマカレーを合わせた「1/2日分の野菜がとれるキーマカレー」が、あいちサラダめしとしてランチ限定で登場しました。

愛知県産を中心に1日に必要な量の1/2の野菜を一皿で

このサラダめしの主役は、オーブンでじっくりと火を入れ、野菜本来の甘みを最大限に引き出した約10種類の野菜たちです。「素揚げにするお店も多いですが、オーブンで焼くことで余分な油脂を抑えられ、よりヘルシーに仕上がります」と店主の佐藤さん。

焼き野菜は、塩とオリーブオイルだけのシンプルな味付けだからこそ、それぞれの個性が引き立ち、“シャキシャキ”や“ホクホク”などの食感も楽しめます。この日のプレートには、愛知県産のナスやピーマンをはじめ、キャベツやニンジン、パプリカ、ブロッコリー、ジャガイモ、大根、レンコン、サニーレタスが彩り豊かに並びました。

「びすとろMARU」は、木曽川沿いで毎週日曜に開催されている「犬山朝市」にも出店しています。「そこで知り合った生産者さんをはじめ、スーパーの一角にある直売コーナーなど、野菜はなるべく作り手の顔が見える地元のものを使うようにしています。また、魚介も三河湾の旬のものを中心に仕入れています」(佐藤さん)。

焼き野菜に合わせるのは、コリアンダーやクミン、パプリカ、ターメリックなどのスパイスを独自にブレンドした、スパイシーなキーマカレー。温泉卵を崩して混ぜながら味わうことでまろやかさが加わり、野菜とキーマカレーの一体感を堪能できます。自家製のオニオンドレッシングがかけられたサニーレタスや、キャロットラペも添えられており、最後まで飽きずに味わえます。

赤いロンドンバスの車内で、丁寧な手仕事の料理と非日常を満喫

名古屋市内のイタリアンで約8年に渡り腕を磨いた店主の佐藤さんは、知人の紹介で出合ったこのロンドンバスの珍しさと、2階の窓から見えるのどかな田園風景に惹かれ、2009年に「びすとろMARU」をオープンしました。

店主の佐藤さん。お店への入り口は、赤いロンドンバスの後部に

料理で大切にしているのは、「できることはすべて手作りする」こと。ベーコンやスモークチキン、ドレッシングなど、化学調味料は一切使わず、自家製にこだわって提供しています。「小ぢんまりとしたお店だからこそ、注文を受けてから調理し、でき立ての状態で食べてもらえるのも強みですね」と微笑む佐藤さん。

パスタやリゾットなどがそろうランチでは「自家製ベーコンとキノコのクリームリゾット」が、ディナーでは生米からじっくりと炊き上げる「リゾピラフ」や、季節の野菜たっぷりの「スモークチキンと半熟卵のサラダ」などが人気。犬山名物の「げんこつ飴」と同じ老舗のきなこを使った、「げんこつプリン」も好評だそうです。

赤いロンドンバスの2階という非日常空間で、窓の外に広がる田園風景を眺めながら、今回のサラダめしをはじめ丁寧に手作りされた料理を、ぜひ堪能してみてください。

Information ※店舗情報(価格含む)は2025年10月時点のものです。
【あいちサラダめし】
「1/2日分の野菜がとれるキーマカレー」¥1,800(税込)
※スープ、ドリンク付き ※ランチ限定
メニューに使われている野菜
  • ・ナス
  • ・ピーマン
  • ・キャベツ
  • ・ニンジン
  • ・パプリカ
  • ・ブロッコリー
  • ・ジャガイモ
  • ・大根
  • ・レンコン
  • ・サニーレタス

※使用食材は変更になる場合があります。

店舗名
びすとろMARU(ビストロマル)
TEL
080-4227-0141
住所
愛知県犬山市五郎丸東1-108-1
営業時間
ランチ11:30〜14:00、ディナー17:30~22:00 ※予約優先
定休日
火曜、不定休
駐車場
15台(共同)
アクセス
【電車】名鉄「犬山」駅からバスと徒歩で約10分
【車】国道41号線「五郎丸」交差点から東へ約2分
公式サイト
https://www.instagram.com/bistromaru_inuyama/
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